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中央アジア旅行記(7)|キルギス編⑥1回目の国境越え

カザフスタンの町トルキスタンへ向かって

夜行列車には無事乗車することができました。移動関係はミスがあると予定が一気に狂ってしまいかねないので、何事もないと少し安心安心感がありますね。

2等寝台なので4人で1つの個室を使うのですが、ラッキーなことに私と友人の2人で独占状態。気兼ねなく過ごすことができました。

出発前に男性2人組が私たちの個室に来て、何かを説明しにきました(ロシア語で)。最後に「わかった?」と念をおされたものの、正直よくわかってなかったです。

ただ、そんなに重要な話でもなさそうだったので、とりあえずわかったと言っておくことに。

で、その後気付いたのですが、座席の下などのスペースに酒などの荷物が大量に置かれています。先ほどの説明はこれのことだったのでしょう。

輸送列車としての役割をかねているのか、あるいはその人たちが貿易商で、荷物が自分の部屋に置ききれないから他の部屋に置かせてもらっているか、そんなところかなと思いました。

まさか密輸の片棒をかつがされたりしないだろうか…という心配もありましたが、さすがに密輸ならこれだけわかりやすい場所には置かないでしょう。

親切な車掌さん

こういった長距離列車には、1両に1人車掌がいます。ロシアだと女性の車掌であることが普通ですが、そういえば中央アジアでは男性の車掌が多かったですね。

異国からの旅人である我々を、なにかと世話を焼いてくれました。やはり、日本人の旅行者はめずらしいらしく、気にかけてくれていたようです。

メガネをどこに置いたかわからなくなったらしく、私のメガネを知らないか?と聞かれたときは笑ってしまいましたが笑

様々な人との出会い

最初に個室にあった荷物の説明をしてきた男性たちの1人は、この列車の技工士のような存在だったようです。彼も、国カードをもらって記入する時など、特に問題はないかい?と、たびたび我々のことを気にかけてくれました。

あとは、ロシアのタタール出身という男性がいて、その人は英語を話せるようでした。こちらにも興味があったみたいで、いろいろと質問されましたね。

食堂車もあります

私たちは1泊2日のみの乗車でしたが、もっと長い距離を走るので食堂車があります。夕食はここで食べました。

食事の値段などは忘れてしまいましたが、特別高いということはなかったと思います。食堂車なので、街中のレストランよりは少し高くなってしまいますが。

あと、ここではワインのボトルを1本注文。赤がなかったので、白にしました。

ちょっと注意したいのが、ワインを個室に持って帰って残りを飲もうとしたところ、こっちでは飲まないほうがいいぞ、と注意されました。

どうも、カザフスタンに入ったからなのかはわかりませんが、仮に警察に見つかった場合は、本当かどうかはわかりませんが逮捕もあり得るとのこと。食堂車で飲む分には問題ないようだったので、戻って残りを飲むことに。

イスラム教の国なので、そのあたりが関係しているのかもしれません。まあ、さっきまで個室で酒を飲みまくっていたので、今更という感じはありましたが…

カザフスタンの長距離列車に乗る際は、お酒を持ち込んで飲むのには慎重になったほうがいいかもしれません。

長時間の入国審査

当然カザフスタンに入る際には、入国審査を受けることになります。国境の駅で停車すると、税関や軍人が乗り込んできます。

入国カードを事前に記入しておくことになります。と思いきや、実際には入国カードの枚数が足りなかったらしく、駅についてから入国カードを受け取るなど慌ただしい展開に。

ただ、記入については車掌のはからいで、英語の読み書きができる人にパスポートを渡して代筆してもらうことになったので、大変助かりました。

日本人はカザフスタンに入国するためにはビザが必要。入国審査はそれほど厳しいということはなく、簡単に荷物をチェックされたり、パスポートチェックをしたりと、基本的なことのみでした。入国目的などの質問も特になし。

むしろ、日本人であるということを珍しがられ、「日本のお金を見せてくれ」とか「これは日本語でなんていうんだ?」などといった質問が中心(笑)この旅を通してずっとこんな感じです。

入国審査なのですが、やはり時間がかかります。普通に1時間かそれ以上かかるケースも、

問題なのは、その間トイレは使えないということ。事前に入国審査のタイミングをある程度把握しておいて、事前にトイレに行っておきたいところです。

トイレが使えないのは、その他の駅に停車している最中とその前後もですね。

無事カザフスタンに入国できました。そのあとはちょうど眠くなってくる時間なので、就寝。寝心地はあまり良いとは言えなかったですね。

目的地に着くときには車掌が起こしてくれます。ただ、念のため到着時刻の前にはアラームをセットして、自分で起きられるようにしたほうが良いでしょう。

カザフスタンの町、トルキスタンに到着です。次回からいよいよカザフスタン編になります。

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  • 著者:田村琢朗(Takuro Tamura)


    NHK「テレビでロシア語」を見たのをきっかけに
    ロシアにハマり、ロシア語の勉強を開始。
    翌年にはモスクワ・サンクトペテルブルクを訪問。
    さらにその翌年にはウラジオストク・ハバロフスク
    を訪れ、シベリア鉄道を短い区間ながらも体験。
    2014年10月、ロシア語能力検定3級を受験し合格。

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