中央アジア旅行記(24)|ウズベキスタン編⑦大きな決断

ウズベキスタンは使えるATMが少ない

閉館中だった博物館を立ち去った後は、ATM巡りに。ウズベキスタンでは友人のTC(トラベラーズキャッシュ)を換金できる望みが薄なので、しばらくは私のクレカでキャッシングをして現金を手に入れる必要がありました。

ウズベキスタンにはATMが2種類あります。このうち1種類は現地通貨スムを引き出すことができますが、これはまず使えないと考えたほうが良いでしょう。

インフレにより少しの買い物でも大量の紙幣が必要なため、ATMはキャッシュ切れを起こしていることがしょっちゅうです。現地通貨を手に入れたければ、米ドルなどの現金を両替しましょう。

もう一つは、米ドルを下ろすことのできるATM。これは高級ホテルに設置されており、クレカのキャッシングで米ドルを入手できます。

しかし、こちらも多くは使ってみても“out of cash”と表示され使用不可。ホテルを何軒か巡ってみたところで、ようやく使用可能なATMを発見しました。

ちなみに、宿泊していないホテルでも、一声かければATMを使わせてくれるみたいです。

ウズベキスタンのボウリング場へ

米ドルを入手した後は、ウズベキスタン人の青年らから提案されたボウリングに行くことに。

ウズベキスタンのボウリング場に行くなんてまたとない体験だなと思いましたが、別に日本と違って何か面白いところがあったわけでもなく、選択としては微妙だったかもしれません笑

ボウリングにはごく稀に行きますが、それほどボウリング好きというわけでもないですし…

夕食はアイリッシュパブへ

夕食と酒飲みを兼ねて、夜はアイリッシュパブへ行きました。彼らに勧められた店です。

まあ、なかなか良い店だったと思います。ただ、普通のアイリッシュパブといえばそうなので、わざわざウズベキスタンに来て行く意味もあまりないかもしれません。

それなりに酒を飲んだのですが、ここでも私と友人が全額の支払いを持つことに。先ほどのボウリングでもそうだったので、この辺りからなんだかなあ…という気分になってきます。

今はまだいいですが、サマルカンドに行けば宿泊しますし、様々な観光施設に入りますから我々も合わせて4人分の出費をすることになりかねません。

この辺りで一言いわねばと思い、「さすがにこれ以上君たちの分まで払えないから、サマルカンドには二人で行くよ」と提案してみます。

返ってきた返答は…「宿泊代はいいから、食事代くらいはガイド料として払ってくれないか」とのこと。まあ、それくらいなら…ということで手打ちに。

向こうはことあるごとに、「サマルカンドのような観光地ではボッタクリがよくあるから、英語しか話せない君たちだけでは厳しい(要約ですが)」と強調してきます。

しかし考えてみると、ボッタクリを防ぐことができても、二人の分の会計を持つことになるのだから、結局のところは同じことな気がします。また、そもそも私はロシア語で切符を買ったり、多少の交渉なら可能です。大きくボッタクリをされることは考えにくいでしょう。

最後に米ドルをスムに両替してもらい、その場は別れました。翌朝ホテル前で落ち合うことになっています。

大きな決断をすることに

ホテルに戻るも、どうにも釈然としない状態です。別にこのまま一緒にサマルカンドに行くのもそれほど悪くはないのですが、このまま言いなりになって会計を持ち続けるのもなんとなく嫌な感じです。

ここで、新たな事実が明らかになります。サマルカンドに行く列車は、レギスタン号以外にもあることがわかりました。

彼らは列車はタクシーより高いと言っていましたが、その列車「シャーク号」はむしろタクシーより安いくらいです。

意図的に隠していたかどうかはわかりませんが、ここまでくると信用できなくなってきます。

そこで、私と友人はある結論に達しました。それは…朝早くに”とんずら”するということです笑

どこに逃げるか、サマルカンドに逃げたのでは鉢合わせしてしまう危険性もありますから、ここは元の旅程にはなかった”ブハラ”に行くというウルトラCを考えつきました。

ブハラにはシャーク号で行くことができます。朝早くに出発し、駅でシャーク号のチケットを購入、ブハラに向けて出発という計画です。

さて、この計画は上手くいくのでしょうか?続きは次回の記事で。