ロシア語講座|アルファベット編(4)子音字の分類〜有声子音①

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ロシア語の子音字には分類が存在する

3回にわたってロシア語の”10の母音字”を紹介してきました。アルファベットの数は全部で33ですから、のこりは23。この23の内訳は、子音字が21個と記号が2個となっています。

記号って何?と思うかもしれませんが、その説明はまた今度することにして、今回は子音字の中から6個のアルファベットを紹介。

母音字の時と同じようにアルファベット順に紹介していくのではなく、子音字の分類ごとに紹介していきたいと思います。

有声子音と無声子音

23の子音字ですが、有声子音無声子音という2つのグループに分けることができます。字面をみればなんとなくイメージはできるかと思いますが、有声子音は発音する時に声帯を震わせる音のこと。

対して、無声子音は発音の時声帯を震わせず、息と口の形のみで音を作ります。英語のアルファベットでは、“s,t”などは無声子音、有声子音は“b,d”などが挙げられます。

英語ではこの分類を気にすることはあまりないでしょうが、ロシア語においては発音規則に関わってくる部分なので、子音字を覚える時はその子音がどちらの分類に属するのかということは意識した方が良いでしょう。

では、有声子音のグループに属する6つの子音字を見ていきたいと思います。

Б/б 「ベー」

一つ目は“Б”と書いて「ベー」と読みます。大文字と小文字で形は全く同じというパターンが多いロシア語ですが、これは全く形が違っています。

唇を閉じた状態から空気を破裂させるようにして、「ベー」と発音。唇は噛みません。英語で言えば“B”の音が一番近いでしょう。

単語中での発音(音価)は「ブ」となります。

В/в 「ヴェー」

下唇を噛んで「ヴェー」と発音。英語のBと形は一緒ですが、英語のBに音が近いのはБという紛らわしい仕組みになっています。音価は「ヴ」

Г/г 「ゲー」

カタカナ読みそのままで「ゲー」に近い音です。英語では”G”の音が近いと言えるでしょう。単語中では「グ」という音に。

Д/д 「デー」

昔はよく見かけていた顔文字の口に使われていますね。これもほぼカタカナ読みで「デー」と発音すれば問題ないでしょう。音価をカタカナで表せば「ドゥ」が近いと思いますが、母音は含めません。

Ж/ж 「ジェー」

かなり特徴的な形ですが、発音も特徴があります。舌を少し引き、スプーンのようなイメージでくぼみのある形にして、「ジェー」と発音します。音価は「ジュ」

З/з 「ゼー」

ほぼカタカナ読みで大丈夫ですが、発音する時は舌を上あごにつけないようにして「ゼー」と発音してください。単語中の読みは「ズ」となります。

有声子音の中にもグループが存在

6個の有声子音を紹介してきましたが、実は他にも有声子音が存在します。今回紹介した6個は、有声子音の中でも一つのグループとしてまとめることができます。

それがどういうグループなのかということは、残りの子音字を紹介していくうちにわかってきますので、ここでは説明せずにおこうと思います。

次回は無声子音を紹介していく予定です。